N2/LAB 錦2丁目エリアプラットフォーム

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2021.02.15

#1 都心空地 N2/Labワークショップ 報告

日時:10月27日火曜日 18時半〜20時半

場所:長者町コットンビルおよびzoom

主催者:N2/Lab(錦二丁目エリアプットホーム)

テーマ:「都心空地」

 

錦二丁目N2/LABでは、10月27日に第1回のワークショップが行われました。テーマは駐車場活用です。オンライン34名、オフラインも合わせると50名程が参加されました。

 

1. はじめに

 

今日はN2/LAB初めてのワークショップです。一方で大きな視野で未来ビジョンを描きながら、ワークショップではなるべく具体的な課題に対して智恵をしぼる企画としております。ワークショップを重ね、様々な地域課題解決のアイディアを出し、官・民・地域が具体的に連携する場を生み出していければと思います。

第一回目のテーマは都心空間の活用です。当地区は13%程の空地があります。そのほとんどが駐車場です。『パターンランゲージ』のアレグザンダーは空地が8%以上あるまちは死滅に向かうと言っていますが、活用することでポジティブな方向を描きたいと思います。(名畑(錦二丁目エリアマネジメント(株)代表取締役)

 

 

2. ワークショップ(事業協力:UR都市機構・株式会社シード)

テーマ:駐車場をどう活用できるか?

まずは課題を提供して下さった2社よりご挨拶いただきました。

UR都市機構より須藤さん:私どもが有している駐車場を無償提供する日を設け、皆様からのアイディアを募集します。活発な議論をよろしくお願い申し上げます。

株式会社シード代表の吉川さん:スマートパーキングという駐車場シェアリングサービス事業を手がけています。全国で4000箇所近くの決済が可能で、利用者とのコネクトを強みにコインパーキング業者とのハブになれると考えます。コロナ渦においての課題など、地域の課題解決につなげていきたいと考えております。

 

駐車場活用のアイディア募集に対し、9つのプレゼンが行われました。

1)まちなかマルシェ なごまる

(名古屋商工会議所 安江さん)

撮影:あいざわ けいこ都心部の空きスペースで食を中心にした取り組みを企画しています。実際に今回の課題敷地となっているUR様の駐車場を活用させていただき、テイクアウトの特設ブースを設置します。飲食店にとっての商品開発の支援になればと思います。また、一般消費者に対しては飲食店のモニタリング商品をアンケートの返礼として配ります。消費者の声と食の専門家の声が飲食店にフィードバックされるしくみです。また、まちのにぎわいに資する実験的な取組でもあり、今後にいかしていきたいと考えております。

 

2)レストラン「NANIMONAI」

(株式会社Onco水谷さん)

何もないことをコンセプトにしました。唯一のルールは「誰もが楽しめる食事」

⇨どうなるか分からないイメージ不可能な空間が面白い。

⇨主体と客体のない空間(主催者と参加者を区分しない)

⇨その場所の課題はその場所で考えることが大事

(駐車場にはトイレがない・暗い・歩行者多い)

具体例:持ち寄りの食事でその場(駐車場)の空間活用を考える。

 

 

4)長者町大縁会について

(AMR (Art Media Room) 浅井さん)

撮影:あいざわ けいこ

→2011年から始まったコインパーキングを1日借りて行われるお祭りですが、今は行われていません。子どもから大人までが参加できる縁日を再開できればと思います。(浅井一家はこのイベントで挙式を挙げられました!)

 

 

5)都市の木質化プロジェクト

(竹中工務店・錦二丁目まちづくり協議会副会長 河崎さん)

 

撮影:あいざわ けいこ

駐車場を木質化する提案をします。これまで公共空間や、道に隣接する民間敷地の木質化を行ってきました。木を使用したワークショップは、子どもやアーティストのコラボレーションも生みました。

今後に向けて、ウッドデッキにインターネット接続サービスを導入することで屋外のワーキングスペースを設置を構想しています。

 

6)マーケット提案

(大ナゴヤ大学 学長 山田さん)

普段は「みんなが先生、みんなが生徒」をコンセプトに活動しています。他にも久屋大通や蒲郡でもマーケットを手掛けているため、街中におけるマーケットを提案します。

例:可動式のパレット・ソーシャルキャッスルマーケット(名古屋城にて)・くらぶ円頓寺(商店街にミラーボールと桜で演出)・街中でサウナ

7)Mobium

(アーティスト 川村さん)

撮影:あいざわ けいこ

→バスを使用した移動型ミュージアムを提案します。

 

8)パーク・デイ

(R-pro 岡本ナオトさん)

撮影:あいざわ けいこ

→路上のコインパーキングを自由に使いこなすパークデイというイベントをご紹介します。空間は使い手によって十人十色。思い思いにまちを楽しむことができることが魅力ですね。

 

9)Cotton kitchen(武藤氏)

誰もがシェフになれるキッチンカーを提案します。実際にコットンビル前での活動やその他の活動も実施してきた。

 

●これまでの9アイディアを元に全体での意見共有が行われました。

撮影:あいざわ けいこ

 

3.議論(司会:山田卓哉氏)

・近くの席に座る人同士で感想共有Time

 

1)意見共有

・伏見ミリオン座とキッチンカーのコラボレーションで、ご飯映画祭などを実現できたらいいな!

・このようなことやるの?というびっくりする案が出てきたら良いですね!

・なごや環境大学でマルシェを計画中のため色々コラボレーションがうまれるといいですね。

・留学生の就職支援を提供していますが、より多文化共生に目を向けたイベントを期待したいです。特に、言語の弊害が大きいため、留学生の多い大学(南山大学など)との連携も期待します。

・バスの中の美術館やキッチンカーなど、「車」(モビリティ)という観点がおもしろいです。

・誰もが気軽に参加できる、「キャンプ場」のような取り組みが良いですね。

・まちを盛り上げるイベントは継続性が難しいため、使い手の発想がとにかく重要だと思います。

・壁が近く閉鎖的な空間を活用するためのアイディアあるとよいですね。

・駐車場でも温かみのある空間とし、壁画を活用した取り組みが欲しいですね。

・道ゆく人に空間活用のアイディアを書いてもらい実践してみるのも面白いのではないでしょうか。

・みんなができることを組み合わせていくと面白いことが起きてくるのでは?

・人にとっての「パーキングスペース」として睡眠スパというのはどうでしょう?働いているオフィスワーカーへのシエスタを提供できれば生産性向上にもつながりそうです。

 

2)各イベント提案に対する意見出し

例えば、4月や5月に各イベントを3日ごとに試してみるのはどうでしょうか?

まずはやってみて、改善点などがわかってくるというのもよいかと思います。

 

4. UR都市機構・株式会社シード 終わりの挨拶

 

吉川さん(株式会社シード):コンテンツと駐車場の掛け合わせが面白いと思いました。これまで、ただ駐車する目的しかなかった空間が、まちとの親和性を生む空間となれるのでしょう。フレキシブルな取り組みが様々な実験によって全国規模で実施できるのではないだろうかという期待があります。

 

山口さん(UR):今回の会に参加し、様々な考えに触れることができ率直に嬉しかったです。皆様のアイディアを実現できるようにバックアップしたいと思います。

 

 

5.まとめ

何でもできるということを率直に感じました。一つの空間に対して、たくさんの企画が出ました。枠組みにあたる「しかけ」の提案もありました。都市の木質化など「空間」の提案、キッチンカーなど「移動」にまつわる提案も駐車場ならではだと思います。これらを組み合わせるととても面白い企画になっていきそうです。

また、多文化共生の視点、閉鎖的空間の活用も大事な指摘ですね。

ぜひ春に向けて、実現してみましょう!また、個別の企画相談もお待ちしております。ありがとうございました!

 

撮影:あいざわ けいこ

 

6.今後の予定

次回は11月17日!シェアモビリティをテーマに開催します!

 

Special thanks

会場の”長者町コットンビルディング”について
http://www.cotton-bldg.com/

撮影:あいざわ けいこ

 

→錦二丁目発のアートプロジェクト「アート・ファーミング」(2019年)の会場として活用されていたことをきっかけに、空きビルだった綿覚ビルに新しい風が入り始めました。2020年6月には「長者町コットンビルディング」としてリニューアルオープン。ジャンルを超えたカルチャ―の交流拠点・情報発信基地として、1階はオープングラウンドな場としてまちづくりや表現の場に開放されています。ワークショップ当日はこのビルの仕掛け人である間宮晨一千さん武藤勇さんも参加していただきました!

 

編集後記:

都心の空間をどう活かすか。今回のテーマは駐車場活用でした。固定資産が高い土地であるなどの理由に、その活用方法にはどうしても制約がかかってしまいますが、溢れるアイディアのもとで素敵な空間に成長できたら良いなと思いました!

読者の皆さんはどうお考えになりますか??

やはりオフラインだと前だけでなく後ろにも誰かがいて、ふとした考えも湧いてきやすいですね!オンラインでは、画面に映るものが整頓されたものですが、実空間の中では誰かの鞄や筆箱などに目がいき、そんなちょっとしたことでお話が弾みます。うまく情勢と組み合わせながら進めていけたら良いですよね。今後に乞うご期待です!(黒部)

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