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2020.07.29

テーマ別トーク♯1 SDGs & Innovation


テーマ別トーク♯1 SDGs & Innovation

日時:7月28日(火) 18時30分~19時30分

会場:zoom

 

N2/LABキックオフイベント2回目の今回は、テーマ別トーク#1 SDGs & Innovationと題し、企業や団体の取組を通じて、コミュニティによるSDGsとの向き合い方を議論していきます。
テーマ別トークでは、各回のテーマに関連したゲストをお招きし、それぞれの活動や取組、錦二丁目での展開の可能性について議論します。


今回のゲスト
■名古屋市環境局
■東邦レオ株式会社
■名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社
■メンタルコンパス株式会社

 

 

 

まずは、ゲストの皆さんよる8分間のショートスピーチ!
トップバッターは、名古屋市のSDGs担当 尾上様です。

2019年にSDGs未来都市選定された名古屋市では、「なごや環境大学 SDGs未来創造クラブ」を設置し、
①まちづくりプロジェクトと②人づくりプロジェクトの2大プロジェクトを実施しています。

なかでも、①まちづくりプロジェクトは、錦二丁目をフィールドに実証実験を行います!取組の一環である「SDGsまちづくりプロジェクト」の内容や今後の予定をご紹介いただきました。SDGsや地域課題の解決に関心のある企業皆さまのご参加をお待ちしています。

 

 

続いて、東邦レオ株式会社の和田様です。都市緑化の技術を用いて、緑を活用したまちの魅力向上やグリーンインフラ等を活用した地域課題の解決に取り組まれています。

今回は、みどりの環境価値の評価手法などについてお話いただきました。樹木のCO₂の固定量や土壌の雨水浸透量を可視化することで、他のエリアと比較したり、まちのみどりの特徴を把握したりすることができるそうです!

 

 

 

続いて、名古屋ダイアモンドドルフィンズの園部様です。
プロバスケットボールチームが取り組むSDGsの活動についてお話いただきました。「名古屋だからこそできる」「今までにないバスケットボールエンタメを目指す!」園部さんのお話から、スポーツの力や可能性を強く感じました。

今後は、シティプロモーションとして、名古屋駅とドルフィンズアリーナを繋ぐ「ドルフィンズロード」の展開や名城大学と協働し、若い力を活用した企画に取り組んでいく予定だそうです。スポーツを通じて気づくと地域やSDGsと繋がっていた!というような、スポーツの求心力は、まちとSDGsの関係の突破口となりそうです。

 

 

 

続いて、メンタルコンパス株式会社の井伊様です。
SDGsのゴール8「働きがいも経済成長も」の達成を目指し、これまでの人材育成の「管理する」やり方から、従業員1人1人が自分らしく活躍できる働き方を叶えるために、アプリを活用した「心の柔軟性のトレーニング」の手法を提供されています。


みんなが「心の柔軟性」を高めることで、地域に許容できる余裕が生まれ、誰にとっても暮らしやすいまちが実現するという井伊様のお話は、錦二丁目地区にも通ずる素敵なビジョンですね!

 

 

 

続いて、ショートスピーチを受けて全員でのクロストークです。

名古屋市の尾上さまへの質問では、まちづくりSDGsプロジェクトに企業が参加するメリットについて質問がありました。その回答として、セミナーはSDGsについて広く知っていただく機会、WSとショーケース事業は、実証実験を見据えた具体的なアクションの機会であるということ、企業が参加するメリットとしては、実証実験のフィールドの提供や地域に参入するきっかけづくりの提供とのことでした。SDGsの入り口から出口まで、幅広いかかわり方を用意していただいているようでした。

東邦レオの和田様には、みどりの量から質への転換にむけて、質はどのように考えるのか、そのための管理の仕方についての質問がありました。「グリーンインフラ」や「生物多様性」など、憩い以外の環境価値を高める5つのポイントが緑の質の部分だということ。まちの緑をインフラと捉えて、数値で明らかにしておくことで、地域の計画づくりの可能性を広げることにつながってくるとのことでした。
管理については、雨を受け止める量や葉っぱの面積、維持管理から強剪定されている樹木を質の観点から剪定の方法を変えてみる等、考え方や大事にするポイントをご紹介いただきました。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズの園田様への質問は、プロスポーツチームとしての地域貢献の事例について。これまでのドルフィンズの実績では、地域の方をホームゲームに招待すること、しかも大学生にプログラムを考えてもらったり、子どもたちに実際にスポーツに触れてもらうような体験を企画をするなど企画・実践の機会として提供してきたということでした。

最後にメンタルコンパス株式会社の井伊様への質問は、地域を対象とすることによる気づきや可能性、コミュニティデザインへの展開可能性について。地域の役割への回答としては、患者さんが元気になって診療室を出た後、職場や社会の中でやっていけるかという許容性が求められること、それをビジネスとして、どう循環させていくかということに意義があるとのお話でした。

以上、テーマ別トーク#2 Tech & Communityでした!

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